違った視点からこどもを見ることの大切さ

こんにちは無料塾.com運営の高須賀です。

今回のタイトルですが教育に携わる人にとってとても重要なことなのではないかと
思います。

わたしがお手伝いしている無料塾は小学・中学・高校の学年がバラバラなこどもたちが同じ部屋で勉強をする
という特別な環境です。学年関係なく、仲良く学習をしています。

その中に、中学2年生と小学5年の兄弟が居ます。兄はとても静かで人見知りをするタイプ。弟はじっと
しているのが苦手なタイプです。弟君は集中が続かず、いつも途中で勉強を止め講師達にちょっかいを出し始めます。私は「集中が苦手な子」というイメージを弟君に持っており、何だかんだで宿題は終わらせるので集中できないことは特に問題に感じていませんでした。

ですので、先週もいつも通り集中ができない弟君を見て「宿題しろよー」と席に戻らせて勉強をさせるようにしていました。何回か弟君を注意をしていたらある先生が私に声をかけて来ました。

「今日は注意しないで遊ばせてあげてもいいかな?」

もちろん、その通りにして弟君を先生に任せました。そして、こどもたちが帰った後その先生と話をしました。

私「今日は弟君良い顔して帰ってくれたね、ありがとう!」

先生「途中、注意遮ってごめんね。けど、弟君見てたらすんごい心配になっちゃって」

私「なにかあったかな?いつも通り集中できてないだけな感じだったけど..」

先生「集中出来てないのはそうなんだけど、弟君が他の先生達にちょっかいを出してる時、すんごい目がきょろきょろしてたの。みんなの顔色すんごいうかがってた。ただ集中できないんじゃなくて、甘えたくてしかたないんじゃないかな?お兄ちゃんも静かにしてたけど、先生達が話かけたらすんごい嬉しそうだった。」

私「甘え足りてないのか…」

先生「もしかしたらお家であまり甘えられない環境なのかな。二人が心配だな…」

という会話をしました。この先生は今回初めて来てくれた現職の幼稚園教諭で、私の友人です。
私はこの兄弟と約2年一緒に居ましたが一度も「甘え足りていない」と思ったことはありませんでした。
ですので集中できていな時は席に座らせることのみを考えていました。

しかし、こういった事情があるとするならば今後違ったアプローチを彼らに行えます。
これは違った視点から見ることができたおかげです。周りの意見を聞かないと固定概念に囚われてしまい
本質を見抜けなくなることを強く感じました。
これは経験が長くなると猶更そうなってしまうのでは無いでしょうか?

こどもに勉強以外のことで力になってあげられるのは無料塾の最大の良さだと思います。
今回気づけたことで兄弟へのアプローチが変わり、そして彼らの未来が少し変われば良いな。
なんて思います。